西伊豆と中伊豆でおすすめの温泉地

西伊豆と中伊豆でおすすめの温泉地

西伊豆と中伊豆でおすすめの温泉地

海岸線からの絶景を楽しめる伊豆半島には温泉地が多く、美しい駿河湾や相模湾の眺めを見ながら温泉に入れば、日々の疲れも一気に吹き飛んでしまいます。また、内陸部にも温泉地があり、歴史情緒あふれる街並みで、海沿いのエリアとはひと味違った雰囲気です。

 

伊豆半島は、4つのエリアに分かれ、温泉地が多いのは東伊豆ですが、その他のエリアにも魅力的な温泉地がたくさんあります。そこで、今回は、西伊豆と中伊豆にあるおすすめの温泉地を紹介します。

 

・西伊豆 堂ヶ島温泉

 

「堂ヶ島温泉」は、変化に富んだリアス式海岸が美しい西伊豆の景勝地です。干潮の時は島まで歩いて渡れる「三四郎島のトンボロ現象」や、波の侵食作用によってできた「天窓洞」など、国内では珍しい光景を見ることができます。また、悠々と浮かぶ三四郎島と赤く染まった夕陽が織りなす進歩的な光景に、心を癒されます。

 

自然の魅力があふれる堂ヶ島温泉は、硫酸塩泉の温泉なので、保湿力が高く、乾燥したお肌にうるおいを与えます。

 

・西伊豆 土肥温泉

 

土肥は、江戸時代に「土肥金山」として栄えた金山の町です。そして、「土肥温泉」は、金の採掘中に温泉が湧き出たのが始まりだと言われ、金山とともに栄えました。

 

土肥金山は、現在、観光施設として整備されており、ギネスに認められた世界一巨大な250Kgの金塊が展示されていたり、砂金採りも体験できます。また、土肥には、恋人たちの聖地と呼ばれる「恋人岬」もあり、カップルで訪れる人も多いですが、美しい景色を眺めに友人や家族連れにもおすすめのスポットです。

 

温泉の泉質は硫酸塩泉で、6本ある源泉を町で集中管理し、各宿泊施設に配湯しています。きれいな海や雄大な富士山、幻想的な夕陽を眺めながら温泉に浸かることができ、癒しの温泉旅行にぴったりの温泉地です。

 

・中伊豆 修善寺温泉

 

「修善寺温泉」は、伊豆半島で最古の歴史のある温泉地と言われています。平安時代、弘法大師が開いたとされる「修禅寺」から名前が付けられたと言われています。現在でも、弘法大師の伝説が残る温泉があるなど、風情あふれる温泉街です。

 

温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、肌への刺激が少なく、肌の弱い人や敏感肌の人も安心して入ることができます。

 

東京からのアクセスも良いので、日帰りの温泉旅行にもおすすめです。また、修善寺は、伊豆有数の紅葉の名所でもあり、例年、見頃を迎える時期は11月中旬~12月上旬と、国内でも遅いようです。この時期には、「もみじ祭り」が開催され、地場産品を販売する露店が並び、夜間のライトアップが行われます。

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