関東地方の自然豊かな温泉地

疲れを感じた時やリフレッシュしたい時は、「温泉旅行へ行きたい！」と思う方も多いでしょう。ここでは、関東地方でほっと一息できるおすすめの温泉地を紹介します。関東地方といっても、自然豊かな環境にある温泉地なので、心も体も思いっきりリフレッシュできます。また、東京からのアクセスが便利なところばかりなので、関東にお住まいの方は気軽に温泉旅行を楽しめます。

・群馬県万座温泉

「万座温泉」の特徴は、白や黄色に濁った酸性硫黄泉で、1日に540万リットルという豊富な湯量が湧き出しています。胃腸や呼吸器の病気、リウマチ、皮膚病などの効能があり、古くから万病に効くと言われています。また、美肌要素も詰まっていることから、“美肌の湯”と呼ばれ、女性に嬉しい温泉としても有名です。

万座温泉は、標高1800mのところにあり、国内有数の高地温泉です。大自然が広がる雄大な景色を眺めながら入れる露天風呂が多くあり、冬はウィンタースポーツを楽しむ方からも人気が高いスポットです。

・神奈川県強羅温泉

「強羅温泉」は、5つの色と泉質の異なる温泉を楽しむことができます。その色合いは、「淡い黄色」「乳白色」「淡い緑色」「透明」「淡い茶褐色」があり、“五色パステルカラー温泉”と呼ばれ、それぞれ泉質が違うことから効能の特徴も異なります。

また、強羅温泉は、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪と、日本の豊かな四季を目で見て、肌で感じることができます。特に、夏は「大文字焼」と華麗な花火の競演が行われ、神秘的な世界を楽しむことができます。このように、強羅温泉は、東京からのアクセスが良く、温泉も景色も楽しみたいという方におすすめです。

・群馬県伊香保温泉

湯治場として知られている「伊香保温泉」は、約400年の歴史があり、国内外から多くの温泉客が訪れます。伊香保温泉には、鉄分を多く含む茶褐色の硫酸塩泉の「黄金の湯」と、メタケイ酸を含む無色透明の単純泉で、平成に湧出された新しい湯の「白銀の湯」の2種類があります。

伊香保温泉のシンボルとなっているのが、御影石で作られた“石段”です。この石段は365段にものぼり、石段の両脇には、お土産屋や温泉饅頭屋、レトロな遊びを楽しめるお店など、たくさんのお店が並んでいます。夜はお店や宿がきれいにライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気に包まれます。

また、石段を上る途中には足湯もあるので、ゆっくり休憩しながら最上段を目指しましょう。