東北地方の魅力的な温泉地

東北地方には魅力的な温泉地がたくさんあります。観光の拠点となっている温泉地も多いので、観光やグルメも楽しめます。ここでは、東北地方のおすすめの温泉地を紹介します。次回の旅は、温泉旅行として、ぜひ東北を訪れてみてください。

・秋田県駒ケ岳温泉

「駒ヶ岳温泉」は、秋田県の観光地の駒ヶ岳や田沢湖からも近く、自然豊かな場所にあります。駒ヶ岳温泉のお湯は、秋田駒ヶ岳の中腹から湧き出る源泉を、空気に触れないように新鮮な状態で地下のパイプで送っています。川沿いにある露天風呂を貸切にして利用することもでき、夜はライトアップされ幻想的な雰囲気になります。

田沢湖名物の山の芋鍋や地蕎麦など、美味しい食事も味わえます。

・宮城県秋保温泉

「秋保温泉」は、約1,500年の古い歴史のある温泉地で、多くの温泉地がある日本★国内でも、非常に古くから知られています。兵庫県「有馬温泉」と愛媛県「道後温泉」とともに、“日本三名湯”と呼ばれており、東北の人気温泉ランキングでは、常に上位に選ばれている温泉旅行におすすめの温泉スポットです。

仙台駅から車で約30分の距離のところにあり、日帰り入浴ができる施設もあるので、気軽に温泉を楽しめます。温泉を堪能した後は、温泉街の近くの観光スポット「秋保大滝」を訪れてみてください。「日本三大名瀑」の1つされ、幅6m高さ55mから流れ落ちる迫力のある姿を見ることができます。川沿い整備された遊歩道があり、水しぶきがかかるくらい滝つぼに近づけます。

・山形県銀山温泉

「銀山温泉」は大きな温泉街ではありませんが、タイムスリップしたかのような大正ロマンの雰囲気漂う温泉地です。1983年に1年間放送されたテレビドラマ「おしん」の舞台になったことでも有名で、海外でもドラマが放送されたこともあり、国内だけでなく海外からの観光客も多いです。日が暮れてガス灯に明かりが美しく灯されると、いっそうロマンチックな雰囲気が広がります。

シンボル的な存在となっているのは創業明治25年の「能登屋旅館」です。木造の美しい建物は圧倒的な存在感で、国の重要文化財に指定されています。能登屋旅館には、清潔感あふれる石造りの大浴場や秘湯館を楽しめる洞窟風呂、「白銀の滝」を望むことができる展望露天風呂など、さまざまな温泉を堪能できます。

・福島県東山温泉

「東山温泉」は、今から約1,300年前、名僧・行基が発見したと伝えられています。江戸時代には、会津藩上級藩士の保養所として、旅の疲れを癒していまいました。山形県の「湯野浜温泉」と「上山温泉」と並び、“奥羽三楽郷”の1つとして数えられる温泉です。

また、東山温泉内には昔ながらの射的を体験できる場所や、郷土料理を味わえるお店も点在しており、昭和レトロを雰囲気を味わいたい方にもおすすめです。